今回のJob Fairでは、二日間で合計177ものEmployerがブースを構えました。主に今年の12月または来年の5月の卒業予定の学生がスーツを着てレジメを持って会場を練り歩き、リクルータにレジメを渡しつつ自己アピールをしていました。もちろん私もスーツを着てレジメを持って挑みました。
US Citizenship Required
ところが、ほとんどのブースには以下のような立て看板が。
US Citizenship Requiredそうなんです、私が通うGMU(George Mason University)はワシントンDC近郊に位置するため、Job Fairに来るEmployerのほとんどが政府関係の企業・団体ばかり。特に技術系の企業の場合、General Dynamics、Northrop Grumman、Lockheed Martin、BAE Systems、Raytheonといった軍事関係の企業が多いのです。このような企業では、米国外から来ている留学生は門前払いなのです。
177社中7社のみ
前もって、GMUのキャリアサービスのWebサイトで、今回のJob Fairに参加するEmployerの中で、US Citizenshipを必要としないところを探したところ、
177社中7社のみでした。。。
というわけで、会場では何が起こったかというと、この数少ない企業のブースに、多くの優秀な留学生がレジメを持って長蛇の列を成すわけです。もちろん、私のその列に加わって長いこと待っていました。
Career Fair Breakfastに参加したものの。。。
なお、Job Fairの二日目の朝には、Volgenau School Career Fair Breakfastという、私が所属するDept. of Computer Scienceの上位組織主催の朝食会がありました。この朝食会には、学部で5人しか選ばれない成績優秀者のみが出席できるもので、Employerと優先的にアピールできる、という貴重な機会でした。私は、その5人を選ぶ立場にある学部長Gomaa先生のリサーチアシスタントということで、ありがたくこの立場を有効活用して選んでいただきました。私のGPAは4.0なので特に問題もなかったと思います。
正直、内心かなり期待していました。Employerも特別な目で朝食会に出席している学生を見てくれると思ったからです。
時間通りに朝食会の会場に行ってみると、選ばれた学生がスーツに身を纏い、気合を入れているのがよくわかります。大体、出席している学生の6割か7割ぐらいが留学生でしょうか。ところが、開始時刻を過ぎても、なかなかEmployerの方たちが来ません。30分ぐらいしてちらほらEmployerの方たちが来たのですが、上記のように政府関係の企業の方ばかり。留学生は必死にアピールするも効果なし。私を含め選ばれた留学生達は会場で立ち尽くすのみでした。
GMUのJob Fairは留学生にとってはほとんど意味がない!?
以上のように、GMUの留学生はJob Fairはほとんど当てにできないと言えるでしょう。日ごろからコネクション作りに励みつつ、Web等を最大限に活用して自力で就職先を見つけるしかなさそうです。インドや中国の学生は、すでに米国で就職している先輩のコネを利用したりしているようです。
残念ながらGMUの日本人卒業生はかなり少ないのでそのようなコネは全くありません。あらゆる手段を用いて頑張るしかなさそうです。
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