2008年12月30日火曜日

期末テスト

この秋学期に履修中のSWE620とSWE621の期末テストがそれぞれ12月10日と11日にありました。Thanksgiving休みが終わった後、テスト勉強とプロジェクト(宿題)の仕上げに追われていました。

SWE620期末テスト
SWE620は、ソフトウェア要求分析・管理・ユースケースモデリングのクラスです。私にとってこのクラスのテストが一番の鬼門でした。というのも、ほとんど記憶力テストだからです。中間テストのときも、テストの半分はユースケースモデリングに関する問題でしたが、残りの半分は教科書や講義中に取り上げられたトピックを自分の言葉で説明する、というものでした。
期末テストはどうだったかというと、テストの40%ぐらいがユースケースモデリングに関する問題で、残りの60%ぐらいが教科書に記載された用語の説明や講義の内容の説明でした。私にとってとても厳しいものでした。ひどい問題だったのは、教科書に述べられている、要求仕様のあいまいさを防ぐための4つのテクニックを説明しろ、というものでした。この4つを記憶していないととても答えられるものではありません。たまたま私は「ここは怪しい」と直感し記憶していたので答えることができました。
テスト時間は、講義時間と同じ2時間半で、その全部を使い切ってやっと全問回答することができました。
テストの後、最後ということでDr. Armour先生のサインを教科書にもらっちゃいました。

SWE621期末テスト
SWE621は、ソフトウェア分析設計法の講義です。プロジェクトがメインであって中間テストはありませんでしたが、期末テストは実施されました。期末テストの内容は、規模の小さいシステムの要求が出され、その要求を満たすソフトウェアを分析・設計する、というものでした。テストに出されたシステムは、以下のようなものでした。
  • 工場内にループ状に敷設されたレール上を車が前進・停車する
  • 停車駅に近づくと車が搭載しているセンサによって感知することができる
  • 車はデバイスとして上記センサとモータを搭載している
  • 中央コンピュータが車に対し目的停車駅を指示する
  • 車は停車駅にいるか、停車駅の間にいるか、という場所情報を中央コンピュータに定期的に送信する
上記に対し、2つのユースケース「目的停車駅を指示する」「場所情報を送信する」が示され、それぞれのユースケースについてコラボレーション図(コミュニケーション図)を作成し、それらを統合してからタスク(スレッド)設計等をする、という問題が出されました。

やはりこの手の問題は、ものづくりということでとても楽しいです。持ち時間2時間半のうち、2時間ほどで完了することができました。

テスト結果はもらえず
中間テストと異なり、期末テストの結果は返ってこないそうです。クラスの最終成績のみが発表されます。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

謹賀新年
一学期お疲れ様でした。
ことしも活躍期待してます。

Koji Hashimoto さんのコメント...

つちやさん、あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。おかげさまで無事に渡米することができ、こうして初めての学期をクリアすることができました。
といっても、振り返ってみると特に研究活動において不完全燃焼の感が否めません。今年はもっと遠慮せずに(英語力不足を気にせず?)議論に参加したり提案したいと考えています。