2009年2月4日水曜日

現地校入学手続き

ワシントン日本語学校だけでなく、Fairfaxの公立幼稚園に子供を入園させるべく、先週から登録手続きを行ってきました。今日、病院での身体検査を完了し、いよいよ明日から入園となりました。以下では、Fairfaxの公立学校に入学させるための手続きについてご紹介します。

入学手続きに必要な書類
入学手続きを進める上でこちらから持っていく必要のある最低限の書類は以下の2種類(小学校2年生の場合は3種類)だけです。これ以外は登録事務所でたくさんの書類を書き込む必要があります。
  1. 居住証明書(アパートの契約書や光熱費の請求書のコピー)
  2. 出生証明書(戸籍抄本とその英訳でしょうか。私の大学の入学手続きの際、子供の出生証明書としてそれらを提出してOKでした。下記のようにパスポートのコピーで代用可です)
子供が小学校2年生以上の場合は、上記の他に以前通っていた学校の成績証明等が必要のようです。
上記2.の出生証明書はパスポートのコピーでも代用可能です。ただし、その場合はある宣誓書にサインをする必要があります。

予防接種
カウンティ(県)によって要求されるものが若干違うようですが、Fairfaxカウンティで定められている多くの予防接種を全て受ける必要があります。私達は日本で受けた予防接種の記録をお医者さんに英訳してもらい、それを持っていきました。その結果、Fairfaxカウンティの定める要求と持参した記録を照らし合わせ、不足している注射を受けるだけで済みました。

身体検査
予防接種のほかに、身体検査も受ける必要があります。身長、体重、視力、聴力等です。私達はホームドクターを訪問し、そこで受けました。

入学手続きの手順
これらの入学手続きは、通う学校で行うのではなく、Fairfax CountyのRegistration Sitesで行います。事前にそのオフィスに電話し入学手続きのアポイントメントをとります。上記書類を持って予約した日時にオフィスに訪問すると、たくさんのフォームにいろいろな情報を記入させられます。上記の予防接種と身体検査の黄色い記録用紙をもらうので、別途医療機関に行って予防接種と身体検査を受けます。予防接種に関しては、Fairfaxカウンティの医療機関無料で受けることができます。

日本語通訳利用可能
必要であれば、上記Registration SitesおよびFairfaxカウンティの医療機関では通訳を利用可能です。応対してくれる人のすぐ横に電話器があり、それを介して通訳者と3者会談できるそうです。

登校開始のための最低条件
原則として、上記のような多くの予防接種と身体検査を受けた後に初めて入学が許可されます。ただ、実際には、ツベルクリン反応の検査を受け、陰性とわかった時点で登校を開始できます。残りの予防接種および身体検査は登校しながら後日受けてもOKだそうです。

以上のように、子供を学校に入学させるには、面倒な書類手続きと予防接種、身体検査を受けさせる必要があります。Fairfaxカウンティでは様々な国の子供が学校に通っているらしく、入学手続きの書類も多くの言語の翻訳版が用意されていました。しかし残念ながら日本語はありませんでした。日本人の学生は少ないのでしょうか。一番厄介なのは予防接種と身体検査。医療関係の英単語はほとんどわからず、電子辞書片手に四苦八苦でした。しかも子供の健康のことなので、あまり不明な点を残したくありません。

特に予防接種ではいろいろありましたが(またもやアメリカのカルチャーショックの洗礼を受けました。これについては後ほど。。。)、何はともあれ、明日から登校です。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

手続きお疲れ様でした!
ついに入学ですね。理子ちゃんが毎日楽しく過ごせますように!

Koji Hashimoto さんのコメント...

どうもありがとうございます!いよいよですよー。うちの子はとてもシャイなので最初が特に心配です。が、少なくとも親はなんともないふりをして、どっしり構えたいと思っています。最初の1ヶ月は特に大きな心で見守ってやりたいところです。