2010年4月9日金曜日

2011年度就労ビザH1Bが無事に認可されそう

おかげさまで米国での就職が決まり、シアトルでの仕事始めに向けて、Amazonが提供してくれる各コンサルタントと連絡をとりながら、新居探しや引越しの日程等を詰めているところです。そのような作業の中で、特に重要なのが就労ビザH1Bの申請でした。

就労ビザH1B
米国における外国人が米国に滞在しながら会社で仕事をするのに必要なビザがH1Bです。私は現在、学生ビザF-1で米国に滞在しています。これから私がGMUを卒業しAmazonで仕事を始めるには、この就労ビザH1Bが必要になります。

ここで一番重要な点は、だれでもH1Bを取得できるわけではない、ということです。年間に米国全体で6万5千人+2万人しかH1Bを取得することができません。なお、この2万人というのは、修士号以上を持った人に当てはまる特別枠となっています。

就労ビザH1B申請手続き
H1B申請受付は例年4月1日からです。そして4月7日までに上記枠が上回った時点で申請受付終了となる、というルールがあるようです。というのは、以前は4月1日の申請受付開始から、あっという間に上記枠を上回る申請が殺到するのが通例だったからのようです。

そして、申請数が上記枠を上回ると、なんと、くじ引きになります!なので、とりあえず4月1日を基準にできるだけ早く申請すべき、ということになります。

私がAmazonからジョブオファーをもらったのは3月22日だったので、ほんの数日後にはAmazonが契約している弁護士事務所から連絡があり、H1B申請手続きを始めました。そのときの彼らの仕事の速さには驚きました。
H1B申請において私は以下のような情報、書類を求められました。
  • 住所、電話番号等の基本情報
  • 家族全員のパスポート、I-20、F-1ビザのコピー
  • 履歴書(職歴)
  • 成績、学位証書のコピー
  • 結婚証明
  • 子供の出生証明(戸籍謄本のコピー)
幸い、上記の書類は全て手元に保管しておいたので、すぐに提出することができ、彼らは4月1日に私のH1B申請を行うことができました。

4月8日現在
2011年度のH1B申請状況は、以下のWebサイトで確認できます。

USCIS - H-1B Fiscal Year (FY) 2011 Cap Season


果たして現在の申請状況は如何に!?上記画像は、上記Webサイトの今日の状況をキャプチャしたものです。「Cap Eligible Petitions」という列が申請数です。なんと、合計8万5千の枠に対し、たった2万弱しか申請がなかったようです。米国における不景気の度合いが、こんなところからも数字で現れていると言えます。

私の就労ビザH1Bは認可されそう
というわけで、くじ引きは行われないことになったはずです。特に問題がない限り、私はH1Bビザを取得できそうです。ひとまずほっとしましたー。

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