2009年5月14日木曜日

春セメスター期末テスト

この春セメスターに履修した3つのコースのうち、SWE622、SWE642の期末テストがありました。SWE699はリサーチクラスということで期末テストはありませんでした。

SWE622期末テスト
SWE622は、分散コンピューティングのクラスです。教科書やノート等持込可の試験ということで、基本的に問題を解く形式のテストでした。結論から言うと、時間内に全問を解くことができませんでした。とても時間内に解ける問題数でなく、先生もテスト開始時に問題を選んで解いて良いと言っていました。期末テストでは、
  • 排他制御
  • ノード間通信(同期/非同期)
  • クロック同期
  • データ複製
  • セキュリティ
に関する問題が出題され、全て記述式でした。正直、英語の問題文を正確に理解するのも一苦労でした。やはり排他制御の問題が一番難しいと感じました。具体的なソースコードが提示されず問題文から状況を整理してクリティカルセクションを見出す必要があったので、回答した後もその回答に自信が持てませんでした。

このクラスは、私が履修しているMS Software Engineeringコースの必修クラスで、ご覧のとおりかなり難しいトピックを扱っています。この春セメスターでこのクラスの期末テストがもっとも心配でした。時間帯も夜の7時半から10時だったので、年齢のせいか最後の方は脳みそが休止していたような気がします。

SWE642期末テスト
SWE642はJ2EEに関するクラスです。Java Servlet、JSP、XML等が主なトピックです。期末テストでは、一週間前に先生が「採点しやすいテスト形式にしたい」とおっしゃったとおり、単語穴埋め式問題や、True or False形式、間違い探し形式等の問題が出題されました。比較的やさしいテストだったのではと思います。一方で、教科書持込不可で、記憶する必要のあるテストであったとも言えます。
より具体的には、
  • Servletの基本的な知識
  • Servletとスレッドの関係
  • JSPの基本的な知識
  • JSPがJavaコードに変換されコンパイルされるまでのプロセス
  • J2EEデザインパターン
  • W3C XMLスキーマとインスタンス(XML)
に関する問題が出題されました。といっても、上記のようにこのクラスで扱ったトピックは幅広く、それぞれのトピックについて学んだ内容は残念ながら浅いもので、期末テストの問題もそれに準じたレベルのものでした。実際、先生も最後の講義で、このクラスを足がかりにより深い知識を自分で学ぶ必要がある、とおっしゃっていました。

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