2009年5月22日金曜日

SWE642ふりかえり

SWE642では、一言で言うとJ2EEをざっと概観する、という内容でした。今までのキャリアの中で、Web開発にかかわることはなかったので、このクラスは私にとってWeb開発がどういったものなのか知るとても良い機会になりました。

クラスで成績1番だったかも!?
このコースの成績はA+でした!A+をいただいたのは初めてで、とてもうれしかったです。しかも、このコースの初回に先生がGrading Policyを説明され(この資料の6ページ目)「A+はクラスでtop gradeだった一人だけにしか与えない」と言っていました。なので、おそらく今回のクラスの中で私が最も成績が良かったのかもしれません。今回のクラスでも、会社勤めをしながら講義を受けるパートタイムの学生が多く、そのほとんどが仕事でWeb開発に関わっているようなので、そのような中で良い成績をいただけたのは、良かったと思います。

このコースで学んだ内容
このコースで扱ったのはJ2EE、より具体的には以下の技術について、宿題を通じて実践しながら学びました。
  • HTML
  • JavaScript
  • Java Servlets
  • JDBC
  • JSP
  • XML/XML Schema
  • J2EEデザインパターン
上記を見てお分かりのとおり、これらをたった4ヶ月でしっかり学ぶことは不可能です。このコースではこれらを広く浅く学びました。これらの技術を自分のものにするには、より多くの実践が必要なのは明らかです。ということで、このコースをきっかけに、自分でより深く勉強していければよいと思います。

JavaScriptはちょっと厄介?
JavaScriptは、先生が講義でおっしゃっていたように、C言語やJavaと異なり、厳密な型チェックがないので、プログラミング/デバッグが厄介そうな印象を受けました。今度のキャリアの中で、JavaScriptにあまり関わらないことを祈るばかりです。ただ、幸いJavaコードをJavaScriptに変換してくれるGWTといった技術が利用可能なので、これらをうまく利用すれば良いかと思いました。

なるほどJSP
このコースが始まってすぐぐらいに書いたこのエントリで、ServletsではHTMLを動的に生成するためにJavaコードの中にHTMLを埋め込む必要があるので気持ち悪いと書きました。その数週間後、JSPを学び、すぐ「納得」でした。JSPはServletsとは反対に、HTMLにJavaコードを埋め込むイメージ。そして、ベストプラクティスとして、可能な限りJSPには複雑なJavaコードは埋め込まずJava Beanからデータを取り出すだけにして、複雑なコードは普通のJavaクラスに実装すべき、というのにも「納得」です。

繰り返しになりますが、このコースはあくまでもJ2EEの概観でした。ですが、ざっと全体を見渡すことができ基本的な事項を押さえることができたようなので、このコースを履修してとても良かったと思います。一方で、これらの基本の上に、SpringStrutsといった様々なフレームワークが提供されているだろうと、容易に想像できます。また、プロフェッショナルなレベルに至るまでにはより多くの実践が必要だろうと思います。今後、機会があればより深く学んでいきたいと思います。

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