2008年8月7日木曜日

エッセー対策

米国大学院に入学するためには、ほとんどの場合以下のような内容のエッセーを執筆し、出願書類に含めることを求められます。
  • 過去の実績
  • その大学院に入学する目的
  • 入学後の研究計画
  • 卒業後のキャリア計画
ただし、エッセーで記述する内容を志望する学科が少し詳細に指定する場合があるので、その場合にはそれに従います。以下はGMUの大学院の入試要領に書かれているエッセーに関する部分です。
In 750 to 1,000 words, state your professional plans and career objectives. Please include your personal qualities and development and how they have influenced your career choice; your reasons for this particular degree in relation to your academic background, professional work experience, and career goals; and your reason for selecting your program at George Mason University.
米国の大学院入試では書類選考によって入学できる学生が決定されます。TOEFLやGREのスコアも重要かもしれませんが、特にこのエッセーが選考において最重要と言われています。他の応募者に埋もれることなく、印象的なエッセーを書くことにより目立つ必要があると言えます。

私の場合、まず卒業後のキャリア計画を書き、それを大学院の入学の目的につなげました。次に過去の実績を記述しつつ現在持っている問題意識を示し、Hassan Gomaa先生との出会いについて書きました。そして、どの出会いをGMUを選んだ理由につなげ、入学後の研究計画を示した後、最後にまとめました。この流れの中で、今までの8年以上の日本企業におけるキャリアを強調しつつ、やはりHassan Gomaa先生との出会いを含めました。

なお、上記のようなエッセーの構成を検討するにあたり、「合格留学入試エッセー実例集」を購入し参考にしました。実際に合格を勝ち取った50人に方々の実際のエッセーが掲載されています。ちょっとした言い回しも参考になりましたが、何よりも冒頭においてエッセーの構成方法(要素とそれらの配置順番のパターン)が説明されていて、非常に参考になりました。またこの本には、TOEFLのスコアが最低基準に達していないためにエッセーに力を入れました、みたいな記述もあり「TOEFLのスコアが最低基準に達していなくても合格できる」という事実を知ることもできます。

0 件のコメント: